Harukoma Bakery Traditional & Original Bread

●本別前田農産　前田茂雄氏との出会い

開業後(1999年)、あまり月日が経っていない頃、登呂の農家さんが、これパンにできないだろうかと持って来たのが、ライ小麦という『ライ麦と小麦の交配品種の麦』だった、当店では、3〜4年ぐらい“ハイジの黒パン”という名前で販売していました。
独特のモチモチ食感で、固定客のお客様も多数いらっしゃいましたが、農家さんは採算に合わないので作るのを止めるということで、栽培しなくなってしまいました。

その情報を見つけたのが茂雄君でした。
「面白そうだから作ってみたい!!」という感じだったと記憶しています。
その後、ライ小麦を三年くらいやっているけど、うまく栽培はできないようで、ハイジの黒パンはまだ復活していません。
ライ小麦は黒かびなどが、つきやすいようです。

しかし、それからも前田農産との繋がりは切れる事はなく、より強くなっていった。

キタノカオリ・ハルキラリ・ハルヨコイ・ユメチカラ　どれをとってみても、前田農産の小麦・小麦粉はやっぱりうまい!!

畑の状態を説明してくれたり、いろいろな作物の現場を見せてもらっている。
彼ほど熱い素晴らしい農業者はいないと思う。

茂雄君が動かなければ、今の十勝の小麦のmovementはここまで動いていない!!と私は断言できます。

原料とは言うが、『小麦』がなければ、パンは作れない。
“ミステリーサークル”や“長ーいピザ”・・・色々と考えだす彼のDNA実は三万坪迷路　を考え動いた父親ゆずりという話はうなずける。

前田茂雄さん、これからも小麦の事は頼むよ。